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Toride Code Technologyは取手市を中心にIT分野から障がい者・高齢者を支援します
Toride Code.technology(通称:Torico または Torico.tech)は、茨城県取手市を中心に障がいを持つ方々に対してITスキルを身につけることを支援し、障がいを持つ方の社会活動への参加をIT分野から支援しています。
健康上の問題などで外出に制限がある方でも、ITのスキルを身につければ自宅に居ながらオンラインを通じて社会に参加したり貢献できる可能性があります。
私たちは、障がいを持つ方とそのご家族の支援を、ケアマネジメントの視点も取り入れながら、ITの側面から行います。
また逆に障がいを持つ皆様からいろいろと教えていただきながら、取手市周辺の地域社会に貢献いたします。
なぜ障がいを持つ方とITの相性が良いのか?
特に障がい者とITの仕事は、非常に相性が良いと考えられています。
これは、IT業界が多様な働き方や柔軟な労働環境を提供しやすいからです。
以下の理由から、ITの仕事は障がいを持つ方にとって大きな可能性を秘めています。
(▼を押すと内容を詳しく見ることができます。)
まとめると、IT業界は障がいを持つ方にとって非常に相性の良い分野です。
リモートワーク、柔軟な働き方、多様な職種、技術的支援ツールの豊富さなど、障がいを持つ人でも自分のスキルを活かして活躍できる環境が整っています。
また、IT業界は多様性を重視し、インクルーシブな職場を提供することが一般的になってきているため、その人が持つ可能性を十分に引き出すことができます。
私たちはIT技術に興味がある方にITスキルを身につける支援を行い、可能であればITの仕事に活かしていただき日本の競争力強化に繋げていただきたいと考えています。
ココがポイント
私たちは障がいを持つ方を支援する方にも、ITスキルを身につけていただきたいと考えています。
障がいを持つ方だけでなく、ITスキルの取得に興味があるご家族の方や支援者の方も、もしよろしければぜひチャレンジしてみてください!
共通の目標に向かって一緒に問題を解決しながら障がいを持つ方の成長をサポートできる体験は、ケアマネジメントの観点からも貴重なものになることでしょう。
(基本的に、ご家族や支援者が同時にオンラインミーティングへのご参加する場合や、障がいを持った方と一緒に自習室を使っていただく場合の追加料金は発生しないようにしています。ただし、ご家族様や支援者のかた単独でのご質問や場合や、単独での自習室のご利用の場合は料金を頂戴しています。)
ご利用料金
Torico.techの経営理念
障がいを持つ方へのTorico.techの役割
「ITに興味があるけど、始め方がわからない」
「自分に何ができるのかわからない」
そのような方にとって、Torico.techは最初の数ステップをお手伝いする役割を持っています。
また、学習を始めた後に次から次へと出現してくる課題の解決法や回避策を、一緒に伴走しながら着実に成長できるようにお手伝いする役割があります。
成長のスピードは人それぞれですが、コンピューターはあなたが成長するいつまでも待ってくれます。
そしてこれは現在進行形ですが、コンピューター自身が成長をして、あなたのタスク(仕事や作業のこと)を助けてくれるようにもなっています。
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そしてもう一つ、Torico.techにはIT技術を使って、障がいを持つ方の「活動」と「参加」を向上させる役割があります。
世界保健機関(WHO)が2001年に採択した国際生活機能分類モデルによると、現在では、心身機能、身体構造に障がいがあっても「環境因子」から働きかけることで人間の社会的役割として大切な「活動」「参加」を向上させることが期待できる世の中になっています(以下の図を参照)。
Torico.techは障がいを持つ方の生活における、新たな「環境因子」として作用します。
そしてITをスキルを高めることで、障がいを持つ方の「個人因子」に新たに「ITスキル」が加わることを目指しています。
ITスキルを上達させるために必要なこと
1. 基礎を固める
ITスキルにはさまざまな分野があるため、どこから始めるかが重要です。まずは基礎をしっかり学びましょう。たとえば、プログラミングやデザイン、動画編集を学びたい場合、以下の基礎的な知識を身につけることが大切です:
- コンピュータの仕組み(ハードウェア、オペレーティングシステム、ネットワーク)
- 基本的なプログラミング言語(Python、JavaScript、C++など)
- データ構造とアルゴリズム
- 汎用的なデザインツール(Figma, Canvaなど)
- 動画編集ソフト(Premier Proなど)
2. 実践する
理論を学んだら、実際に手を動かして学ぶことが非常に重要です。以下のような方法で実践的なスキルを向上させましょう:
- コードを書いてみる: サンプルプログラムや小さなプロジェクトを作成する
- オープンソースプロジェクトに貢献する: GitHubなどで公開されているプロジェクトに参加し、コードのレビューや修正を行う
- ハンズオンチュートリアルを受ける: Web開発やアプリ開発、AIなど、オンラインで学べる実践的なチュートリアルをこなす
3. 最新技術を追う
ITは急速に進化する分野なので、常に最新の技術やトレンドを追うことが重要です。以下の方法で情報収集を行いましょう:
- ブログやニュースサイトを読む: TechCrunchやMedium、Dev.toなどのサイトで最新情報をチェックする
- オンラインコミュニティに参加する: Stack OverflowやRedditなどのフォーラムで質問したり、他の人と議論する
- 専門書やチュートリアルを利用する: 新しい技術に関する書籍やオンラインコース(Udemy、Courseraなど)を活用する
4. 問題解決能力を鍛える
ITスキルを高めるためには、問題解決能力が不可欠です。コーディングだけでなく、以下のような方法で問題解決能力を鍛えましょう:
- プログラミングコンテストに参加する: LeetCode、Codewars、AtCoderなどのプラットフォームで問題解決スキルを向上させる
- バグを自分で修正する: コードにエラーがあった場合、どのようにデバッグするかを学ぶ
5. チームでの協力とコミュニケーション
ITスキルは、個人だけでなくチームでの協力も大切です。特にソフトウェア開発やシステム構築の現場では、以下のスキルも重要です:
- GitやGitHubの使い方を学ぶ: バージョン管理ツールを使いこなせるようになる
- コードレビューのスキル: 他の人のコードを理解し、改善案を提案する能力を養う
- コミュニケーションスキル: 技術的な内容を非技術者に説明できるようになる
6. 継続的に学び続ける
IT分野は変化が早いため、学び続ける姿勢が大切です。以下の方法で常にスキルを更新していきましょう:
- 資格を取得する: AWS、Azure、Google Cloud、MOS(Microsoft Office Specialist)などの認定資格を目指す
- 定期的に新しい技術を試す: 新しいプログラミング言語やフレームワークを試してみる
- 長期的な目標を設定する: 「次の半年でAIについて学ぶ」といった目標を立てて、段階的にスキルを上げていく
7. 失敗から学ぶ
ITスキルを向上させるには、失敗から学ぶことも大切です。エラーやバグに直面したときには、それを解決する過程で多くのことを学べます。失敗を恐れずに挑戦することが、成長の鍵です。
これらを実践することで、ITスキルは確実に向上します。自分のペースで、少しずつスキルを磨いていきましょう!
学習期間の目安
IT分野で働くために必要な勉強量は、個人の目標、背景、興味、スキルにより大きく異なります。しかし、以下のステップや指標を参考にすると良いでしょう。
基礎知識の習得(3〜6か月)
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- コンピュータの基本操作
- インターネットの利用方法
- 基本的なプログラミング概念(例:HTML、CSS、JavaScript)
特定分野の専門知識(6〜12か月)
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- ウェブ開発(フロントエンド、バックエンド)
- データ分析、データサイエンス
- ネットワーク管理、セキュリティ
実務経験の積み重ね(6〜12か月)
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- インターンシップやボランティアでの実務経験
- 個人プロジェクトの開発と公開
継続的な学習とスキル向上(無期限)
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- 新しい技術やトレンドの習得
- 資格取得(例:Microsoft認定、AWS認定)
企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)におけるToricoの役割
総務省の「令和3年版情報通信白書」によると、令和3年時点でDX(デジタルトランスフォーメーション)が実現できているところはまだ少なく、日本全体でみると過渡期と言えます。
我が国におけるデジタル・トランスフォーメーションの取組を尋ねたところ、約6割の企業が「実施していない、今後も予定なし」と回答した。ただし、規模別にみると、大企業では約4割、中小企業では約7割と、意識の差は歴然としている。
業種別にみると、情報通信業が先行しており、約45%の企業が既に実施していると回答している。その他では、製造業、エネルギー・インフラ、商業・流通業が25%前後、サービス業等では約16%にとどまる結果となった。
https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r03/html/nd112420.html
単にDX化といっても、その中身は基礎部分を含めて大きく3段階に分けることができます。
さらに詳しく
デジタイゼーション:特定業務のアナログ情報をデジタル情報に変換すること
デジタライゼーション:特定の業務プロセスをデジタル化すること
DX(デジタルトランスフォーメーション):デジタル化によって新たな価値を創造すること
DX化以前に、まだアナログ情報をデジタル情報に変換できていない中小企業もまだまだあるのではないでしょうか?
ただし、全てをデジタル化する必要はなく、アナログで処理する方が効率が良いことも多々あります。
しかしながら、「デジタル化したいけど技術的な問題だけでなく、時間や費用の問題でなかなかデジタル化できない」というオーナー様もいらっしゃると思います。
ココがポイント
Toricoでは「アナログ情報をデジタル情報に変換したいけど、そのやり方がわからない。または、やり方を知っていてもデジタル化に至っていない」という顧客に対しては、障がいを持つスタッフと一緒にアナログ情報をデジタル上に変換するお手伝いをさせていただきます。
スタッフの選任に関しては、ご担当者様と当社スタッフで一度面談をさせいただき、仕事を任せるか否かをご判断いただければ幸いです。
その際は、事前にご相談させていただき、情報漏洩防止には十分配慮させていただきます。
最初は無償インターンから当該障がい者スタッフにDX化サポートの参加の機会を与えていただき、スキルが十分と判断される場合にはパートやアルバイト、委託契約など、有償での参画に切り替えていただけますと幸いです。
Toricoは採用後のアフターケアもお手伝いいたします。
このようにToricoには、障がいを持つ方とともにDXの基礎となる「デジタイゼーション」および「デジタライゼーション」をサポートし、企業様のDX化の一端を担う役割があります。
今後もし、担当したスタッフが将来において就職活動する際には、彼もしくは彼女が作成した御社の成果物(ポートフォリオ)を彼もしくは彼女が作成したポートフォリオとして応募先にアピールすることを承認してくださいますようご協力をお願いいたします。
ケアマネジメントのサポート
Toride Code.Technologyの大きな特徴は、ケアマネジメント視点があることです。
単にITの知識やスキルを身につけるサポートを行うだけでなく、心身の健康面についてもいろいろな視点を持ち、ご家族や支援者と連携しながら学習のサポートを行うことができる点です。
『薬の変更や増減は?』『薬はきちんと飲めてる?』『服薬時間は?』
『胃腸の不調?』『歯の問題?』『口内炎などの口腔内トラブルは?』『その他、体の痺れや身体の不調は?』『睡眠の時間と質は?』
『何かショックな出来事?』『食事の時の部屋の温度は?』『提供されている食事の温度は適切?』
『食事の内容が気に入らないのかな?』などなど、、
緊急性がある場合などは、必要に応じてご家族の方や支援員の方への報告なども行います。
ITスキルのアセスメントシートの例
サブスクリプションの管理シート
もし自分の意思が表明できなくなった時に備えて、ご家族や支援者と共有してください。
割り切れなくても大丈夫です!
人との生活の中では、いろいろと割り切れないことも多く苦労されている方も多いと思います。
しかしコンピュータは、正しい入力をすれば、誰が入力しても正しい出力が返ってきます。
そういう意味では、コンピュータは入力する人を区別したり差別することはありません。
もしかしたら今現在、人間関係で悩んでいらっしゃる方でもコンピュータの前では大切な存在であり、平等であると言えるかもしれません。
素数:
自然数の中にある割り切れない特別な存在